最近は外部のイベントに参加してなかったので、久々に「HTML5とか勉強会」に参加してきた。
1年以上開催されてなくて「もうやらないのかな・・」と内心思っていたので、今回復活してくれて個人的にとっても嬉しいです。
内容
今回はフロントエンドのUIフレームワークがテーマ。
- Angular: 「Angular Ivyとその先」
- Vue: 「vue-cli-v3」
- React: 「Suspense」
といった流れで、それぞれのフレームワークの最前線の話が色々聞けた。
Angular Ivyとその先
Angularは1系の頃に結構触った後、4系のチュートリアルを一周したくらいの知識しかないので「今のAngularはこういう感じなのか・・!」という感想。
IvyはAngularにあるrendererをより小さく、早く、シンプルにしようというプロジェクトらしい。Angular Elements(Angular上のCustom Elements)がbundleされたものを軽量化しようという目論見がある、という話が個人的には興味深かった。
最近個人的興味でAngularの近況を追う事が多かったので、Angularの進化を知れて非常に良かった。ドキュメントの日本語翻訳も盛んだし、頑張ってほしい・・!
vue-cli-v3
Vueは完全に趣味で30時間くらい触っただけなので、完全な初心者目線で聞いてた。
雑に言うと「CLIをGUIで操作できるツールが、ロードマップにも無かったのに爆誕した」という話だった。Vue界隈のコミュニティはよく知らないですが、なかなかファンキーですね。
@kazu_ponさんのデモを見ていたが、僕が想像していたよりもちゃんとしてて、必要な事は大体やれる印象を受けた。設定を分けてのbuildをGUI上でやれたり、設定そのものを弄れたりと、なかなかに便利そう。
「作者の人が飽きちゃって、メンテナンスされなくなったりしないのかなー・・」という不安は個人的にありつつも、Vueに対しては親しみやすさを持ちました。
Suspense
Reactはv15.4くらいの頃に消耗してたり、Reduxの正解が見えなくなったりしてたのが1年ちょい前。最近はプロダクトで触ることがなかったので、近況がどうなってるのかは正直気になってた(キャッチアップはサボってました)。
雑に言うと、「これまでは成功、失敗などの各状態をstateで持って頑張っていたPromiseの依存を解決する仕組み」らしい。
「画面に存在するコンポーネントの数だけ、ReduxでいうところのStateが増えていく流れを止めることが出来るのか・・。Promiseの状態管理とか、コンポーネントのキャッシュ管理が仕組み化されるのは嬉しい。」というのが個人的な感想。
v17から入るそうな。
パネルディスカッション
色んな話が上がってました。
- コントリビュートは仕事中にしてる。
- コントリビュートのチャンスは、ドキュメントの整備を狙うといい。
- サードパーティのライブラリのメンテも狙い目。
- Angularはコアメンバーがすぐに対応しちゃうので、本体はコントリビュートのチャンスがあまり無い。
- Angularあんまりいじめないで。
辺りの件が強く印象に残ってたけど、他は忘れてしまったので動画を見直します・・(ヽ´ω`)。
まとめ
久々の「HTML5とか勉強会」でしたが、非常にワクワク出来て楽しかったです! 今後はWeb技術全体を俯瞰出来る会になるそうなので、今後の展開に期待ですねー。
会社に掛け合って会場を貸し出したり、運営のお手伝いとかやってみたい気持ちはあるんですが、どこで声をあげればいいのだろうか・・。