「一番簡単なAWS試験に受かったくらいでブログを書くの?」と言われるかもしれないですが、インフラに対して人一倍苦手意識を持ってる僕にとっては大きなステップなので、周りを気にせずにブログを書きます。
なんでAWS資格を取ることにしたのか?
「AWSを雰囲気で使ってる」状態を脱して、インフラに対する抵抗感・恐怖感をなくしたかったからです。資格が全てとは思っていませんが、他者に対する知識の証明にもなりますし、自分への肯定感に繋がります。それに何より、資格を持っていて損をすることはない筈だと考えました。
試験準備に何をしたのか
以上の2点です。体系的な知識を学んだ後、実際に手を動かして知識を実践する流れを取りました。
AWS公式のトレーニング
受験を考えるまでは知らなかったんですが、AWSは公式のトレーニング教材を数多く提供してくれています。「AWS Certified Cloud Practitioner」も例外ではなく、教材となる動画があります。音声は英語ですが、日本語字幕があるので英語に抵抗がある人でも問題なく見れると思います。
「AWSではじめるインフラ構築入門」でインフラ構築
アプリケーションエンジニアである以上、知識として知っているだけでは十分ではありませんし、実際に手を動かす方がが知識の定着を見込めます。元々は資格勉強のために買ったわけではありませんでしたが・・結果的に非常に役立ちました。
本の内容はTwitterライクなSNSアプリケーションをEC2インスタンスにデプロイして動かすというものです。
- Amazon VPCで基盤を構築
- Amazon EC2で踏み台サーバー・アプリケーションサーバーの構築
- Amazon RDSでMySQLを構築
- Elastic Load BalancerでEC2インスタンスに対する負荷分散
- Route53で独自ドメインを取得
- Amazon SESでメール送信
- ElasticCacheによるキャッシュ構築
- CloudWatchでアプリケーション監視
このような流れでリアルなアプリケーション構築をなぞることができます。普段の仕事でVPCの構築をおこなったことがなかったので、実際にやってみるのは非常に楽しい経験でした。試験の範囲に含まれていない部分もありますが、手を動かすことが知識の定着の大きな助けになりました。
今後どうするか
基礎は基礎で手応えがある内容でしたが、アプリケーション開発の知識はもう少し欲しいところです。プロフェッショナルまで取ることは現時点では考えていませんが、8月〜9月に認定アソシエイトの試験は受けてみようと考えています。