ゆとり日記

心にゆとりを持って生きたいプログラマーの雑記です。気が向いたら書きます。

きのこカンファレンスの当日スタッフをやってきた

きのこカンファレンス」の当日スタッフに参加してきた。イベントの開催側に関わるのが初めての経験で緊張しっぱなしで疲れたので今すぐにでも寝たいけれど、熱が冷めないうちにブログを書く。

https://x.com/kinoko_conf/status/1898597516758896669

我ながら表情が硬すぎて言葉がないんですが・・こんな感じで受付を午前・午後のあちこちで担当しました。

参加した理由

2024年はカンファレンスにほとんど参加できなかったので、2025年は積極的に参加しようと考えている。 その思考に加えて、一般参加・登壇側でしか関わってこなかったカンファレンスに対して開催側の立場で関わるのも新鮮で楽しそうという思いが湧いて今回の参加に至った。

コアスタッフにいきなり首を突っ込むのは敷居が高すぎたので、当日の運営を手伝うくらいの無理のない関わり方がベストではあった。そういう関わり方を許容してもらえるイベントだったのも凄く大きかった。

セッションからの学び

登壇やアンカンファレンスのレポートは他の人が綺麗にまとめてくださっていると思うので、僕はイベントを通して得た学びをレポートとして書くことにする。

仕事の成果を伝えないと評価されない話

今回のカンファレンスのセッションでは「チャンスを掴む」というキーワードを度々耳にした。

仕事を頑張っているのに評価されないとか、自分にはチャンスは回ってこないと考える人は多いだろう。そういう時は「上司が(組織が)悪い」といった他責思考になる前に自分の普段のふるまいを省みた方がいい。成果のアピールが上手くできていなかったり、やりたい事が周りに伝わってない可能性があるかもしれないから。 アピールの観点で1つ補足しておくと、「新しいチャレンジをしました」だけでは弱く、「ふーん、そうなんだ」で終わってしまう。でも、「新しいシステムを導入した結果、業務効率が30%向上し、1人あたりの作業時間が月10時間削減されました!」と言えば、一気に伝わり方が変わる。具体的な成果が示されると、評価者は「それはすごい!」となって受け取り方が変わるし、周りも「あの人は結果を出せる人なんだな」と認識してくれる可能性が高まる。

つまり、行動するだけでなく、その先の「何が変わったのか」ほ言語化が自分を適切に評価してもらうために非常に大事になる。その結果、自分にチャンスが回って来やすい状態を作れるという話だ。

技術の変化は早くても、基礎は裏切らない

よく「技術の変化は速い」と言われる。確かに、毎年のように新しいフレームワークやライブラリが登場し、流行り廃りも激しい。だけど、根本的な部分――例えばネットワークのプロトコルやデータ構造、アルゴリズムなどはそう簡単には変わらない。

もちろん、量子コンピュータや生成AIのように、一部の技術分野ではシンギュラリティ級の変化が起こることもある。しかし、そんな劇的な変化が毎年のように起こるわけじゃない。

だからこそ、キャリアを積み上げて戦っていくためには、 流行している技術の表面を攫うだけでなく、基礎を固めることが大事だ。たとえば、「アルゴリズムとデータ構造」「ネットワークの基本」「OSの仕組み」みたいな知識は、10年経っても腐る可能性はかなり低い。

基礎を固めておけば、新しい技術が出ても応用が効く。結局、変化があっても柔軟に対応できる人になることが、長く戦っていくための大事な事だと思う。

終わりに

久々のカンファレンス参加で、しかもスタッフ側ということもあって緊張は結構してました。ですが、コアスタッフの方々の入念や準備や仕切りだったり、周りの当日スタッフの方々のフォローに助けられ、なんとかやれた気がしています。

次も何かしらの形で関われたら嬉しいです。