本記事はMeteor Advent Calendar 2014の14日目の記事になります。
ネタの完成度がイマイチだったので、Qiitaでは無く自分のブログに書かせて頂くことにしました。
今回のお題は「MeteorでAndroidアプリが作れるのかどうか試します」ということで、早速始めます。
Meteorとは?
AdventCalendarの初日担当の方が詳しく説明して下さっているので、ここでは簡単な説明だけします。一言でいうと「リアルタイムなWebアプリケーションフレームワーク」ということです。
フレームワーク内部にデータベース(MongoDB)が内包されており、DBが更新されたタイミングでアプリ画面が逐一切り替わる動きを簡単に実装できたりします。 一々ブラウザの更新を手動で行わなくてもいいのは地味に便利です。
詳細が気になる方はMeteor公式のチュートリアルをやってみると良いと思います。 「おお・・!これ・・いいかも!」ってなること請け合いです。
AdventCalendarを書こうと思ったキッカケ
https://www.meteor.com/blog/2014/09/15/meteor-092-iOS-Android-mobile-apps-phonegap-cordova
「よし試そう!」って思いました。
アプリを作って、ローカル環境で動かす
※ここからの操作はMac、Linuxで行うことを想定しています。 Windows環境はまだ公式でサポートが始まっていないようです・・。
1.ターミナルで以下のコマンドを実行する。
curl https://install.meteor.com | /bin/sh
2.インストールが完了したら、任意のディレクトリで以下のコマンドを実行。アプリのプロジェクトファイルが作成されます。
meteor create myapp
3.作成されたプロジェクトファイル内に移動し、以下のコマンドを実行。
meteor
ローカル環境でアプリが立ち上がっていることを確認してみましょう。http://localhost:3000/
こんな画面が立ち上がれば成功です。
アプリをサーバーにデプロイする
Meteorには公式から提供されているサーバー環境があり、そこに自分のアプリをデプロイ出来るようになっています。 (自前で用意する必要がなくて楽ですね)
1.プロジェクトディレクトリ直下で以下のコマンドを実行。
meteor deploy [任意のアプリ名].meteor.com
例:meteor deploy testapp.meteor.com
デプロイが完了したら、ブラウザで動きを確認してみましょう。 コンソールにデプロイ先のURLが表示されている筈です。
アプリを動かす
meteor公式のwikiとか見ながら、アプリが動かせるかやってみます。
1.AndroidSDKを入れる
※結構大きいサイズのファイルをDLすることになるので、テザリングでやるのは控えたほうが無難です。
meteor install-sdk android
2.Androidを動作対象に加える
ディレクトリ直下で以下のコマンドを実行
meteor add-platform android
Android SDKのライセンス条項が表示されるので、サッと目を通しておきつつ同意。
meteor list-platforms
と打って、androidが出ていればOKです。
3.エミュレータでアプリを動かす
(※実機で動かすことも可能ですが、今回はエミュレータで動作確認を行ってみます)
meteor run android
しばらく待つと・・
こんな感じでエミュレータ上で先程作ったアプリが動かせます。
あとがき
実機で動かすことも出来るんですが、ブログを書くタイミング実行したら何故かビルドに失敗してしまったため やむなくエミュレータで動かすことにしました。
あと、投稿がギリギリになってしまったのは非常に良くなかったなと反省してます。
Meteor Advent Calendar 2014 14日目の記事は以上です。 お疲れ様でした。