ブログ枠で参加してきたので、ブログを書く。
参加してみての感想
面白い話は多かったけど、次回開催があってもたぶん行かない。理由は後述。
KeynoteとLTについての感想
Keynote3本 + LT7本という構成で、合計で90分くらいでした。惹かれる内容もいくつかあったので、感想を述べます。
Keynote
あと3年フロントエンドでやる力
イタリアンレストラン、Webの受託会社で働いてきた人が30歳でDeNAに入り、普段どんな事を求められながら働いているのかという話を聞いた。「最初に求められたのがスタイルガイドの作成だった」という話を聞いて、実際にどういう運用をしているのかを深掘りして聞いてみたい気持ちになった。
FrontEnd:DDD - フロントエンド実装のコアドメイン
- 早口 + 声が小さくて、話が聞き取れず。(マイク音声が篭っていたような気もする)
- スライドの文字が小さくて全然読めなかった。
上記のような感じだったので、内容が全然頭に入ってこなかった。
keynoteの中では一番惹かれるタイトルだっただけに残念。スライドが公開されるなら、見返したい(ヽ´ω`)。
MobXではじめるReactiveアーキテクチャ
名前は知っていたものの、MobXの話をちゃんと聞くのは初めてだった。
「stateという単語が出てきたので、Reactに似てるといえば似てるのか・・?」という印象を受けた。「observableが理解できれば、すんなり入っていける」的な話だったので、自分で手を動かしてみようと思っている。
LT
この先生きのこるためのPostCSS実践入門
まあ、autoprefixer使うくらいで十分だと思う。
個人的に、今はCSS4とかの先取りをするモチベーションが無いので、PostCSSのオレオレ構成を作る気も無い・・。
フロントエンドで大切なことはAuditから学んだ
Chrome60で大幅に機能追加があった、DevToolsのAuditsパネルの話。
- PWA化がどれくらい出来てるか
- 画面が表示され始めるまで何秒くらいかかったか(WebPageTestの結果で見れるようなやつ)
- アクセシビリティの計測
- 改善のためのヒント
などが見られるようになる。Canaryの最新版が既に61とかなので、そっちで試せる筈。
「Webの品質」について考え直すきっかけになるとも思うので、気になる人は発表資料に目を通そう。
Webフロントエンドで大切なことは全てAuditsが教えてくれた
今日から始めるShader
WebGLとかthree.jsとかそっちよりの話。
AndroidでJavaをやっていた時にOpenGLを勉強していた事もあって、個人的に凄く惹かれる内容。 しかし、5分で収めるにはディープだった感が否めなかった。別の機会があれば、もっと深い話も聞いてみたい。
↑この辺で遊んで見ると楽しそう。
Hello,Fire!
Firebaseでチャットルームみたいのを作ってデモをやっていた。近くで内部の社員っぽい人達がワチャワチャ喋っていて、あまり発表者の声が聞けなかったのが残念。
FirebaseでSlackチックなものを雑に作るのは楽しいかもなーと思いながら、デモを眺めてました。
AndroidとWeb
「フロントエンド開発、iPhone基準で考え過ぎ問題」がテーマのLT。
↑の辺を紹介しつつ、PWA化の実装を今から始めていこう的な話が聞けて面白かった。
ただ、日本ではiOSのシェアが大きい事もあり、普段からPWA化の時間をどれくらい確保できるかが悩みのタネな気がする。
フロントエンドを1つの職能として見た場合
↑みたいな導入から始まったLT。社内でも「jQueryやりたくないです(流行りな事をやりたいだけ)」みたいな声はちょくちょく聞くので、共感出来る所はある。
- 環境構築とかに時間をかけない。
- 楽をすることに時間をかけすぎない。
- 始めることに時間をかけない。
↑みたいな話にも触れていて、自分としても耳が痛い話があった。
これからは、チュートリアルを一通りやるだけで満足せずに何かしら形にしてアウトプットすることを心がけたいと思う。
あと16年活躍しようと思います
- 興味を持った技術はひとまず触って、知識や技術のネットワークを広げる。
- 結果を残す。
- 仕事の事を人に伝える。
- 健康は大事。
Web業界に20年近くいるベテランの方から、↑みたいな話を聞けた。
「知識や技術のネットワークを広げると、どんどん面白さを感じられるようになっていく。」って辺りには凄く共感。触っていく内に徐々に慣れてきて、やれる事が広がると楽しくなるもんだと自分でも思っている。
参加してて気になった箇所
KeynoteやLTは非常に楽しめたのだが、「LT + 懇親会」という構成は辛かったように思える。
「静かに発表者の話を聞きたい人」と「おしゃべりをして懇親したい人」が混在しつつ、「静かに発表者の話を聞きたい人」の方が割合多めだった気がするので、空気が少し重かった。
個人的に一番気になった(というか不快だった)のが、発表中に社員っぽい人達が雑談してる声が聞こえてきた事。発表を聞かないのは自由だと思うけど、それならそれで静かにしてて欲しいと思った。Keynoteの時間からそんな感じで、イベントに参加して嫌な気分になったのは久々だった。
「次回開催があってもたぶん行かない。」と思ったのはこの辺りが原因。お疲れ様でした。